昨日は、「物語 ウクライナの歴史」を紹介しました。
ロシアのウクライナ侵攻に関して知りたいと思って購入した本がまだあります。「独裁者 プーチン」です。
この本は、プーチンの生い立ちから、一国の大統領となるまでのいきさつを、多くの証言やエピソードを紹介しながら解説しています。
幼少のころは貧しかったことや、KGBへの憧れ、そして晴れてKGBに入所して東ドイツで活動していたこと。一方スパイとしての実力はそれほどのものではなかったらしく、KGBでの出世はそれほどでもなかったらしいです。
愛国心がものすごい高く、過去のピョートル大帝の肖像画を飾っていたことからも、過去繁栄していた強いロシア帝国の復活を考えているのではないかと読み取れます。
それだからこそ、特にソ連崩壊後の国内の大混乱やその後のアメリカ一強の世界体制に大きな不満と屈辱を持っていたことがうかがえます。
そして、強いロシア復活のためには、できることは何でもやる!という決意です。これは大統領職を当初はしかるべき任期で終えると言っていたにも関わらず、憲法を改正してまでも現在でも職にとどまっていることにもあらわれてます。また、国益のためであれば、資源を外交や紛争解決の手段に有効に使うということを、彼自身の論文でも記載しており、国益重視の彼の姿勢が見えます。また、一貫して国土保全のために、NATOへのウクライナ加盟はレッドラインだと言っていたことも書かれております。ある意味、国際社会に対して一貫したメッセージを出していたともいえるとも思え、それを軽視してきた西側諸国にも過失はあるのかもしれません。
付き合っていた女性などの記述もあり、興味深い内容でした。
価格:990円 |
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